ピックゴーの案件は大きく分けると『チャーター便』『引っ越し便』『お買い物代行便』『定期配送便』の4種類になります

それぞれ目安となる料金や売り上げの計算方法が違います。

これからピックゴーに取り組まれる方(ドライバーさん)向けに基本となる料金をまとめましたので、参考にしていただければと思います。

ちなみにピックゴーの売上はポイントで支給されますが、1ポイント1円として換金することができます。

手数料は入金額(振込額)によって10%と15%に分けられますが、2022年7月26日より保有ポイントの一部改訂が行われたことでドライバーにとっては少々厳しい条件となってしまいました。

ピックゴーで募集されている案件の料金は税込み、高速代込みです。

また2023年10月からはインボイス制度が始まったことを受けて課税事業者と非課税事業者で料金が変わることになりました。

ピックゴーの案件ごとの料金と最新の手数料をご紹介します。

チャーター便:3,000円~

チャーター便料金例

料金:9,000ポイント

埼玉県(和光市)→神奈川県(横浜市)

チャーター便の最低料金は3,000円になります。

チャーター便とは、A地点で荷物を集荷してB地点まで配達するまでの距離で給料が決まる運送形態です。

ピックゴーでも一番案件数の多い仕事です。

案件によっては高速料金込みもあるのでエントリーする際には注意が必要です。

引っ越し便:10,000円~

引っ越し便料金例

料金:10,000ポイント

東京都(荒川区)→東京都(江東区)

ピックゴーの引っ越し便の目安料金は10,000円~になります。

ただし、引っ越し便の場合、料金は荷物の量や走行距離、エレベーターの有無によって変わってきます。

また、時期によっても料金は変わってきます。(引っ越し繁忙期の3月・12月は相場よりも高くなる)

引っ越し便の場合、荷物の量によっては1便で対応できないこともありますので、その場合は2便に分けて追加料金は1.5倍の額(15,000円)となります。

買い物代行便:550円~

買い物代行便料金例

料金(通常便):980ポイント

東京都(荒川区)→東京都(荒川区)

※1店舗集荷(3商品)

ピックゴーは2020年4月27日、買い物代行サービスを開始しました。

買い物代行サービスとは、スーパーやドラッグストアなどでお客に代わってドライバーが配送するサービスです。

買い物代行サービスの料金は、最低550円~で店舗数や商品数、商品、配達時間によって料金が変動していきます。

料金の決まり方は、お客の要望を見て、ドライバーがオークション形式で料金を設定して最終的にお客が料金とドライバーの過去の配送実績を確認して決まります。

配送料金は、『通常』『お急ぎ便』『超お急ぎ便』の3種類あり、お急ぎ便の最低料金は1,100円~、『超お急ぎ便』の最低料金は1,650円~になります。

2021年8月には大阪府東大阪市と包括連携協定(企業等との相互連携と協働によって市民サービスの向上を図るとともに、地域の活性化等を推進すること)を交わし配送料とサービスに対して最大1,000円の補助金を付与するなどしています。

また、売上が低迷する店舗などからも買い物代行サービスは支持されていることから、案件数は増えています。

店舗や利用者からの指示は得られている反面、ドライバー目線で買い物代行を見ると一件あたりの単価が低く稼ぎにくい案件にもなっています。

定期配送便:2千円~(時給換算)

定期配送便(企業配)料金例

料金:18,000ポイント

東京都江東区エリア

定期配送便の料金目安は稼働時間×2,000円になります。

定期配送便とは、一度のやり取りで長期間の配送を荷主と契約してその企業の専属ドライバーとなる配送形態です。

軽貨物配送の案件の中で一番、安定した案件となります。

主な案件としては、某大手宅配会社の宅配業務・某大手オフィス用品の通販サイトの企業配・ネットスーパー・クリーニングの集配と多岐にわたり、勤務時間もまちまちになります。

実走ベースの目安は1km220円

ピックゴーでは実走ベースでの案件もあります。

実走ベースとは、集荷場所から納品場所(案件によっては戻りの距離も計算されます)までの距離によって料金が変わる案件になります。

料金は案件を開くと掲載されています。

距離に対しての金額は通常のスポット配送と変わりません。

料金の相場的には、1km220円程度になります。

納品完了時に走行距離を入力する画面が出るので、出発時にトリップメーターで距離をカウントしておくようにしましょう。

ただし実走ベースは、配送先が集荷に行って初めて分かるので案件を組み合わせずらいのがデメリットになります。

手数料は10%か15%(入金額による)

ピックゴーでは配送完了後すぐに売上がポイントとして付与されますが、利用手数料は振込依頼時の売上によって10%か15%になります。

売上の入金のタイミングはドライバーが入金依頼した時になりますが、入金額が25万円以上の場合は10%、25万円未満の場合は15%の手数料が差し引かれることになります。

できれば25万円以上で振込申請するようにしましょう。

また銀行への振込手数料440円もドライバー持ちとなるため差し引かれます。

入金は15時までに振込申請すれば即日振込してくれます。

2022/8/25追記

2022年7月26日より保有ポイントは60日後に自動振込されることになりました。

よって入金額が25万円になるまで振込のタイミングを計ることができなくなりました。

2023年10月より課税事業者と非課税事業者で料金が変わる

2023年10月1日より日本ではインボイス制度(適格請求書等保存方式)が始まりました。

インボイス制度とは、消費税の仕入税額控除の方式の一つで、課税事業者が発行するインボイスに記載された税額のみを仕入税額控除することができる制度のことです。

ピックゴーでは、課税事業者はポイントを2%〜8%加算して支払われます。

免税事業者(非課税事業者)はポイントを2%〜7%マイナスされます。

非課税事業者には厳しい料金体系となってしまうことになりました。

ピックゴーを中心に稼働されることを考えている方はインボイス登録した方が得です。

案件ごとの料金を確認して適正運賃で稼働しましょう

ピックゴー料金目安
  • チャーター便:3,000円~
  • 買い物代行便:550円~
  • 定期配送便:時給換算2,000円~

ピックゴーの料金の目安を案件ごとにご紹介しましたが、大切なのは適正な運賃で稼働することです。

決して安請負することなく効率的に稼ぐようにしましょう。

2022年7月に保有ポイントの自動振込が始まってしまったので、ピックゴーの仕事をしたら60日を意識して仕事に取り組むようにしましょう。

また2023年10月1日からはインボイス制度が始まったので、課税事業者で稼働するのか非課税事業者として稼働するのかも決める必要があります。

なお、別ページではピックゴー利用者(ドライバー)のリアルな口コミページもありますので、そちらのページも参考にご覧ください。

⇒ ピックゴーの口コミ・評判

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