このページでは軽貨物業界10年以上のかるかもが厳選した軽貨物ドライバーにとっておすすめの便利グッズを17個紹介しています。
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ページ内目次
シャチハタ一行印
軽貨物ドライバーとして稼働すると、毎日のように日報付けや搬入での受付などがありますが、シャチハタ一行印を使えば、毎日発生する名前や住所書きの面倒から解放されます。
1つ1つのシャチハタは磁石でくっつくようになっているので、会社のゴム印のようにも使えます。
もちろん市役所や封筒などでも使えるのでプライベートでも重宝されるグッズです。
軍手(すべり止め)
軍手は荷物の仕分けや積み降ろしの際にとても役に立つので買っておきましょう。
特におすすめな軍手はショーワグローブのライトグリップです。
ごわごわせずに手のひらのグリップ力も強いので荷物がきちんと掴めます。
ある程度タフに使っても丈夫なので長持ちするのもおすすめの理由です。
台車
台車は軽貨物配送にとって必需品です。
基本的に軽貨物で運ぶ荷物は手で運べる小さい段ボールや封筒が主ですが、荷物の2割程度は重い荷物も含まれますので台車は車に常備しておく必要があります。
ネットスーパーの業務は特殊で、荷物のほとんどが重い荷物な為、ほぼ全ての荷物の配送で台車が使われています。
各メーカーからいろいろな種類の台車が販売されていますが、私のおすすめはTRUSCOのカルティオMPK-720-BK-JSです。
200kgまで耐えられる耐久性がありながら、台車自体の重さは8.7kgと軽量化が図られています。
ドライバーの中でも使用者が多い台車で、最終的にカルティオに行きつきます。
TRUSCOのカルティオMPK-720-BK-JSは軽貨物配送業に就かれる方に最もおすすめしたい台車です。
カーナビ
軽貨物配送では宅配以外の業務でカーナビを使用して配達先に向かうため、カーナビは必需品です。(宅配では地図や専用のアプリを使用して配達先まで行きます。)
カーナビもいろいろな種類がありますが、ポータブルタイプで一番おすすめしたいのはパナソニックのGORILLA CN-G1300VDです。
地点登録と言われる機能がGORILLA CN-G1300VDの一番の特徴です。
配達先として登録した住所がカーナビ上の地図にピンとして表示、現在の位置から次に向かうべき配達先がすぐに分かる機能です。
また、カーナビ上のピンを画面タップで削除できるのも配達に向いています。
タップの感度はそれほどよくありませんが、それでも配達で使用するぶんには十分な感度です。
腰袋
配送にとって何かと便利なのが腰袋です。
腰袋には、不在票やメモ帳、ボールペン、シャチハタ、モバイル充電器などの小物を入れています。
職人のようにごっつい腰袋(鳶仕事用の腰袋)は必要ありませんが、ベルトに通せるタイプの腰袋があると配送をスムーズに行う事ができます。
ヘルメット
軽貨物配送でヘルメット?と思われるかもしれませんが、配達場所が工事現場などではヘルメットの着用が義務付けられていて中に入れない所もあるため、ヘルメットがあると配達できる場所が増えます。
車に一つヘルメットを積んでおくことをおすすめします。
ヘルメットは、アゴひもがあるワンタッチ式でワークマンなどで1,000円程度のものでOKです。
オリコン
オリコンがあると、袋物や小型の荷物を分けることができて配達に重宝します。
オリコンとは、折りたためるコンテナの略称で、軽くて丈夫な荷物を入れるボックスになります。
現場で貸してくれるところもあるので、貸出がない場合は一つ購入しておくことをおすすめします。
おすすめは四方が透明で外から荷物が分かるオリコンになります。
ハンズフリーイヤホン
車の中で電話する時の必需品はハンズフリーイヤホンになります。
ハンズフリーイヤホンにはいろいろな種類がありますが、おすすめはワイヤレスのものになります。
ワイヤレスのハンズフリーイヤホンではBluetoothを使って携帯電話と連携することができ、通話することができます。
携帯電話内で再生されるYouTubeや音楽も聞くことができ、電話がかかってきたら通話モードに切り替わります。
配達中、携帯電話はポケットに入れて、ハンズフリーイヤホンを耳に入れておくことで両腕があくので配達時にも便利に使う事ができます。
ちなみに、運転をしながら手に持って電話する『ながら運転』に対する罰則が2019年12月より厳しくなりました。
画面を注視する違反(携帯電話使用等)の違反点数は1点から3点に引き上げ、携帯電話使用の違反点数は2点から6点に引き上げられました。
罰金も6,000円から18,000円と3倍に引き上げられました。
荷主やお客様との対応でドライバーにとって携帯電話は必需品ですので、ハンズフリーイヤホンは必ず購入するようにしましょう。
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーは現在の配送業では必須グッズです。
特に高いものは必要ありません。
1万円以内のもので大丈夫ですが、夜間でも鮮明に映るタイプを選ぶようにしましょう。
カーチャージャーソケット(携帯電話充電器)
車のシガーソケットを利用したカーチャージャーソケット(携帯電話充電器)もドライバーにとって必需品になります。
おすすめは短時間で高速充電ができるQC3.0(Quick Charge)対応となっているカーチャージャーです。
普通自動車で使用するカーチャージャーは12V対応のものになります。(トラックなどの大型車は24V)
車内がケーブルでごちゃごちゃするのが嫌な方は巻き取り式もあるので、そちらを検討することをおすすめします。
クリップ
クリップは配達中の伝票をまとめる時によく使います。
おすすめはプレスチック性の大きいタイプのクリップで、伝票を挟む時にストレスのかからないタイプのものになります。
反対に金属製のクリップは力を強すぎるので、伝票を挟む用途としてはあまり適していません。
クリップは東急ハンズやLOFTなどで売っています。
荷室に敷く保護カーペット
後部座席を倒して、そのまま荷物を出し入れすると荷室が汚れたり傷ついたりしてしまうので、下に絨毯やカーペットを敷いています。
ドライバーによっては木の板などを切って荷室に敷いている方もいますが、膝で立つと痛いのでおすすめしません。
ただ、保護の為であれば絨毯やカーペットでも大丈夫ですが、荷物の配達だと荷物が滑らず出し入れしにくいので、おすすめはすのこ状の発泡スチロールになります。
すのこ状の発泡スチロールは本来、荷物の置き場として工場や倉庫で使われていますが、4枚で軽バンの荷室にピッタリ収まりますし、膝をたてても柔らかいので痛くありません。
荷物もある程度滑るので出し入れもしやすいです。
消臭スプレー
最近はドライバーの臭いに関するクレームが増えていることから、『ファブリーズ』や『消臭力』などの消臭スプレーも一本車に積んでおくことをおすすめします。
特にタバコを吸われる方にとって消臭スプレーはマストアイテムです。
案件によってはタバコの臭いクレーム一発でクビになるところもあるので、臭いに関しては消臭スプレーで対策をしておくことをおすすめします。
カッパ
当然ですが、雨の日も配達はありますのでカッパも一着車に積んでおくと安心です。
カッパは安いものだと素材がすぐに破れてしまうので、ある程度しっかりした業務用タイプ(新聞配達などで使用されるカッパ)がおすすめです。
また、必要であれば長靴も積んでおくとより安心です。
長靴(レインシューズ)
結構買い忘れのあるグッズとしては長靴があります。
長靴と聞くと、ひざ下まである長靴をイメージされる方が大半だと思いますが、配送で使用する長靴はショートタイプのレインシューズです。
おすすめは軽くてごわごわしないHellozebraのレインシューズです。
プライベートの雨の日に着用しても違和感がないくらいおしゃれです。
ブースターケーブル
万が一のバッテリートラブルの為に、ブースターケーブルも車に積んでおきましょう。
ブースターケーブルとは、他の自動車のバッテリーから電力を分けてもらうために使うケーブル(電線)です。
一般的なバッテリーの寿命は2年~4年と言われていますが、軽貨物配送ではバッテリーに負担がかかるエンジンの始動回数やエンジン停止時のハザードランプの点滅をよく行う為、バッテリー消費は早めです。
バッテリーは予兆なしに急に上がります(電気容量の低下)。
それによって車が動かなくなってしまったドライバーを何人も見てきました。
ロードサービスを呼んでもいいですが、費用もかかりますし時間もかかります。
ブースターケーブルがあれば、仲間に来てもらってサクッと回復することができます。
ただ、一度上がってしまったバッテリーは消耗しているので、なるべく早く新しいものと交換する事をおすすめします。
納品書
チャーター便やスポット便にも取り組む予定の人は仮伝として納品書も用意しておきましょう。
仮伝とは、仮の伝票のことです。
なんらかの理由で本伝票が発行できなかった場合に(緊急便や臨時便など)、正規の伝票ではない仮伝が発行されます。
突発的なチャーター便の場合、荷主側で伝票が作られないことも多くあります。
このような時にドライバー側で仮伝を作って対応して、後日荷主が作った本伝票と差し替えられます。
仮伝は100円均一(ダイソー)で購入できるので、突発的な案件を受注できるように車に1~2冊積んでおきましょう。
複写式で納品書・受領書・受領書控えの3枚綴りの納品書を用意しておきましょう。
【番外編】必要そうだけど必要ないグッズ
- 地図
- メジャー
- 梱包資材(結束・段ボールなど)
- 安全靴
最後に必要そうだけど、必要ではないグッズとして上記をあげておきます。
特に地図は必要に感じるかもしれませんが、今はスマートフォンのグーグルマップが高性能ですし、宅配であれば現場に担当エリアの宅地図が用意されているので、それを使えばよいでしょう。
その他、メジャーや梱包資材も滅多に使う事がないので、あえて用意する必要はありません。
安全靴は現場によっては必要になるかもしれませんが、大抵の現場(宅配や企業配など)では使いません。
必要なモノは全てAmazon・楽天で揃えましょう
軽貨物配送で使われれるおすすめな便利グッズを16個ご紹介しました。
ボールペン・メモ帳・付箋などの細かいグッズは省きましたが、どれも軽貨物ドライバーにとって必須グッズになるので、是非とも用意することをおすすめします。
今回ご紹介した便利グッズはホームセンターや100円均一などで揃えることができますがAmazon・楽天などのインターネットショッピングでも手軽に揃えることもできます。
価格を比較するなどして、お得な方でお買い物するようにしましょう。
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