軽貨物ドライバーが使うカーナビの条件
  • 地点登録ができる事
  • 地点登録が地図画面で削除出来る事
  • 地図更新が多い事
  • タッチパネル感度が良い事
  • 7インチ以上の大きさである事
  • GPSが正確である事
  • ゼンリン地図に対応している事

軽貨物ドライバーにとってカーナビは必須の仕事ツールです。

現在、各メーカーから多機能なカーナビが出されていますが、軽貨物ドライバーにおすすめできるカーナビはそれほど多くありません。

何百人と軽貨物ドライバーを指導してきて、また自分も現場を走ってみて、本当に軽貨物ドライバーにおすすめできるカーナビをご紹介します。

なお、今回は内蔵型ではなくシガーライターソケットを使って簡単に取り付けることができるポータブルカーナビに特化してします。

GORILLA CN-G1300VD(パナソニック)

画面サイズ7インチ
画素数1,152,000画素
質量約360g
住所登録数約3,870万件
地図更新年6回(無料)
地図種類ゼンリン
VICS WIDE(渋滞回避)あり
フルセグあり

GORILLA CN-G1300VDは、2019年3月にパナソニックから発売されたポータブルタイプのカーナビです。

GORILLAシリーズは、ポータブルカーナビのシェアNO.1(2,654店のPOS実売統計2018年1月~12月)を誇っているシリーズになりますが、GORILLA CN-G1300VDは、道路マップの更新を無料で行ってくれます。(2022年7月31日まで)

また軽貨物配送では数十件の配送もざらにあるわけですが、地点登録が地図画面で削除可能なのも特徴です。

タッチパネルの感度も良く、配達中にもストレスを感じません。

その他、チャーター便で嬉しいVICS WIDE(渋滞回避)機能も搭載されています。

2023年時点で、最も軽貨物配送のカーナビとしておすすめしたい機種になります。

GORILLA CN-G730D(パナソニック)

GORILLA CN-G730D(パナソニック)
画面サイズ7インチ
画素数1,152,000画素
質量約355g
住所登録数約3,870万件
地図更新なし
地図種類ゼンリン
VICS WIDE(渋滞回避)なし
フルセグあり
SSDあり

GORILLA CN-G730DもGORILLA CN-G1300VDと同時に発売された機種になりますます。

GORILLA CN-G1300VDと比較すると機能に見劣りを感じますが、それでもタッチパネルの感度の良さや、地図画面からの地点登録の削除など配達に必要な機能は一通り揃っています。

地図更新やVICS WIDEなどの機能がない分、価格的には安いです。

そもそもある程度、道路に詳しい方であればVICS WIDEの機能も必要ないので、GORILLA CN-G730Dで十分と言えるでしょう。

Strada CN-F1D9D(パナソニック)

Strada CN-F1D9D(パナソニック)
Strada CN-F1D9D(パナソニック)
画面サイズ9インチ
画素数1,152,000画素
質量約900g
住所登録数約3,880万件
地図更新あり(無料)
地図種類ゼンリン
VICS WIDE(渋滞回避)あり
フルセグあり

Strada CN-F1D9Dは、2019年9月にパナソニックから発売されたポータブルタイプのカーナビになります。

同時期に3機種(CN-F1X10BD、CN-F1X10D)新製品として発表されましたが、Strada CN-F1D9Dが9インチで軽貨物には最適なサイズとなっています。(CN-F1X10BD、CN-F1X10Dは10インチ)

一般的にポータブルタイプのカーナビでは、ダッシュボードに設置することが多いですが、Strada CN-F1D9Dはフロントのエアコン口に装着するタイプとなります。

スイングディスプレイで画面の位置調整が容易ではありますが、この機能はドライバーにとってはあまりメリットではありません。

ただ、ダッシュボードに設置するタイプと比較すると前方の視野が広くなるので、運転しやすいというメリットがあります。

基本的な操作として、地図画面からの地点登録の削除、VICS WIDE機能もあるので宅配、チャーター便どちらでも使いやすいカーナビです。

価格が高いので、軽貨物のドライバーとして使う分には少々持て余してしまうかもしれません。

RoadQuest RQ-A719PVF(ナビクエスト)

RoadQuest RQ-A820PVF(ナビクエスト)
画面サイズ7インチ
画素数1,152,000画素
質量340g
住所登録数約3,858万件
地図更新あり(有料)
地図種類ゼンリン
VICS WIDE(渋滞回避)あり
フルセグあり

RoadQuest RQ-A719PVFは、2019年1月に株式会社ナビクエストから発売されたポータブルカーナビです。

シェア的にはGORILLA、Stradaには及びませんが機能的には十分に配達で使える仕様となっています。

また、価格が安いので価格重視の人にはいいかもしれません。

ただ地図の更新はオプションのSDカードが必要になります。

オーソドックスなダッシュボード設置タイプです。

iPad mini(グーグルマップ)

iPad mini(グーグルマップ)
画面サイズ7.9インチ
画素数7,000,000画素
質量300.5g
住所登録数
地図更新頻度(無料)
VICS WIDE(渋滞回避)あり
ワンセグなし

最近では、iPadをナビ代わりにして配送しているドライバーも多くいますね。

普通のiPadだと運転の邪魔になるので、ナビ代わりとして使うならiPad miniがおすすめです。

使うアプリはグーグルマップになります。

グーグルマップでは、これまで紹介してきたように地図上での地点登録削除ができます。

ディスプレイの感度はナビを圧倒するものがあるのでほとんどストレスはかかりません。

ただ、ディスプレイの強度的にはナビには劣るのでディスプレイが割れるリスクはナビより大きくなります。

軽貨物の仕事だと、どうしても待機の時間も多くので、ナビ以外でも動画配信サービスで使えたり、その他のアプリで使えたりとiPad miniはいろいろと重宝します。

ちなみに、スマートフォンをナビ代わりとするのはおすすめしません。

ディスプレイが小さいのと、電話がかかってきたらナビの機能が使えなくなる為です。

用途に合わせてカーナビを選びましょう

軽貨物配送でおすすめできるポータブルカーナビを5つご紹介しましたが、どれも配送に必要な機能は備えています。

チャーター便やスポット便中心に稼働しているドライバーであれば、高機能な地点登録作業などは必要ありませんので、RoadQuest RQ-A719PVF(ナビクエスト)でよいでしょう。

反対に宅配中心で稼働しているドライバーはエリアの地図で配達するのでナビはあまり使わないかもしれませんが、それでも地図に載っていなう建物や、知らないエリアにヘルプで入るようなこともあるので、GORILLA CN-G1300VD(パナソニック)、GORILLA CN-G730D(パナソニック)、Strada CN-F1D9D(パナソニック)を検討することをおすすめします。

ちなみに私はGORILLAの旧タイプを使っていました。(CN-E300D)

一応、さまざまなカーナビを見て使ってきましたが、ドライバーにおすすめできるのは上記5つです。

カーナビ選びの参考になったら幸いです。

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