軽貨物の仕事を検討している方、あるいは始めたばかりの方が気になるのが『いくら稼げるのか?』だと思います。
軽貨物の仕事は色々ありますが、その中でも最もポピュラーな宅配で何個配達すれば給料50万円になるのかを計算してみました。
なお、宅配の案件でも『個建(こだて)』と『車建(しゃだて)』と大きく2種類あります。
個建とは、1個配達完了していくらという給与形態です。
車建とは、配達した個数に関係なく日給いくらという給与形態です。
今回は個建、単価180円という条件で、月収50万円に到達するための配達個数を算出しました。
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【結論】一日に必要な配達個数は『107個』
まず、月収50万円(売上)を達成するために必要な総個数を計算します。
月間の必要配達数:500,000円 ÷ 180円 = 約2,778個
これを、一般的な稼働日数(週1日休み、月26日稼働)で割ると、1日あたりのノルマが見えてきます。
一日の配達個数:2,778個 ÷ 26日 = 約107個
月収50万円に必要な配達個数は一日あたり107個程度という結果になりました。
1日107個は難しい数字なのか?
結論から言うと、1日107個は十分達成可能な数字です。
慣れているドライバーであれば、1時間に20〜25個ほど配れるため、5〜6時間で達成できる計算になります。
ただし、『不在の存在』『拘束時間』には注意が必要です。
宅配には不在の荷物が存在します。
不在はだいたい1割程度とすると、107個完了(不在以外)させるには、実際には120〜130個ほど持ち出す必要があります。
あと稼働するにあたり、拘束時間も考えてください。
宅配の仕事では荷物の積み込みや移動時間を合わせると、8〜10時間程度の稼働になるのが一般的です。
この8〜10時間の中には休憩や荷物を積み込む時間なども含まれています。
月収50万円を達成するためには、一日8〜10時間程度の稼働で120〜130個ほどの荷物がある案件をこなす必要があります。
実質的な『手残り』に注意
- ガソリン代:2万円
- 保険・メンテナンス:2万円
- 事務手数料(ロイヤリティ): 5〜10%
- 車のローン代:2.5万円
- 駐車場代:1万円
50万円はあくまで売上です。ここから軽貨物特有の経費を引く必要があります。
宅配の場合、一日に走る距離はそれほど多くないので一ヶ月稼働してもガソリン代は2万円程度ですみます。
その他、保険・メンテナンス・事務手数料・車のローン代・駐車場代などが経費としてかかってきます。
実質的に手元に50万円を残したい場合は、1日あたり130〜140個配達するのを目指すのが現実的なラインになります。
1日100個以上を効率よく配るための3つのコツ
単価180円で稼ぎ続けるには、スピードと正確性が欠かせません。ベテラン勢が実践している裏技を公開します。
「荷積み」で勝負の8割が決まる

荷物を積み込む際、住所や時間指定をバラバラに積み込むのは厳禁です。
基本は車の後ろから配達順に積み込みます。
その上で荷物をエリアごとに分けます。
住宅地図のブロックごとに荷物をまとめ、奥から順番に出せるように配置します。
またすぐ出せる荷物や次に配る数軒分を、助手席に移動させておくことで、停車から降車までの時間を数秒短縮できます。
この数秒の積み重ねが、1日で1時間の差を生みます。
さらに慣れてきたら、後ろから積み込むのではなく、運転席すぐ後ろのスライドドア付近から積み込むことでさらに配達スピードがアップします。
最初は住宅地図(紙)を使って頭に汗をかく

宅配は基本的に住宅地図やナビを使って配達することになりますが、最初からナビに頼るのはやめましょう。
ナビはとても便利ですが、ナビに頼るとエリアの土地勘が頭に入りません。
最初は大変でも、住宅地図を使って配達先を頭に入れるようにしましょう。
その際は、地図チェックをして配達します。
地図チェックとは、住宅地図に赤ペンなどで印を付けることです。
住宅地図は、何度も赤ペンで印を付けられるように透明なガムテープなどでコーティングします。
二週間もすると、伝票の住所やマンション名を見るだけで地図チェックができるようになり、地図チェックができるとエリアの土地勘が頭に入ります。
不在をいかに減らすか
- 配達エリアの在宅データを頭に入れる
- コミュニケーションで情報を仕入れる
どんなに速く配っても、不在が多ければ完了個数は増えません。
そのため、不在の荷物(持ち戻り)をいかに減らすことができるのかが、宅配で稼ぐ時の肝になります。
不在を減らすポイントは二点です。
まず、配達エリアの在宅データを頭に入れること。
例えば、出勤時間が早いお宅に朝から配達に行っても不在なわけですが、18時以降には帰ってくることが分かっていれば夕方一発で配達することができます。
このように配達エリアの在宅データを頭に入れることで、効率的に配達することができます。
次に、配達先で仲良くなれたらお客様とコミュニケーションをとって情報を仕入れること。
コミュニケーションをとることで、何曜日のこの時間はいないとか、明日は確実にこの時間にいる、などの情報を仕入れることができるので、さらに効率的に配達することができます。
このように、なるべく無駄な動きを減らすことで、配達完了できる荷物が増えます。
ちなみに不在だった際は、不在票をポストに投函することになるわけですが、不在票一枚書くのも30秒程度必要になります。
不在のお宅に伺わないのは、不在票を書く手間の削減にも繋がります。
一日100個以上配達して稼ぎましょう
- 売上50万円なら:1日107個(月26日稼働)
- 手取り50万円なら:1日約140個
今回は宅配(1個配達で180円)という仕事で何個配達すれば50万円稼げるか、というテーマで具体的な配達個数を計算しました。
ご自身が置かれている状況にもよるかと思いますが(委託先の手数料・駐車料金・車のローン代の有無など)、おおむね一日100~140個程度配達完了すれば50万円を稼げることになります。
効率的なルート組みを覚えれば、一日200個以上配るトップドライバーも珍しくありません。
宅配というと『キツイ』『大変な仕事』というイメージがあるかもしれませんが、土地勘やエリアの在宅データが頭に入ってしまえば、ガソリン代もそれほどかからず、他の案件よりも楽して稼ぐことができます。
まずは1日100個を安定して配れるように頑張りましょう。
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